『金色のガッシュ!!』という漫画知ってますか?
今からもう10年以上前に少年サンデーに連載されてた漫画です。
1000年に一度、人間界に送られてきた100人の魔物が人間(パートナー)とタッグを組み、呪文を使って最後の1人(魔界の王)になるまで戦うお話です。
ちなみにガッシュのコミックスって今絶版なんですよね…。集めておくべきだった。
呪文を使った白熱のバトル、感動シーンも多く、少年漫画の中では有名な作品だと思います。
ぜひとも子どもに読ませたいお話。なんというか道徳的な意味でもとてもイイ傑作。
自信をもって薦めたくなる素晴らしい作品です。
ガッシュカードという革命的なカードゲーム
金色のガッシュ!!は、アニメ化もされ、そして魔本でプレイするといった斬新なトレーディングカードも発売されました。
このカードゲーム、かなりの人気で、発売当時、バンダイ史上最速で販売枚数5億枚を突破しました。
なぜいきなりこんな記事書いたのかというと、大掃除中に保管してたガッシュカードを出して、眺めていたら色々思い返したので。
小学生時代、僕の周りではデュエル・マスターズかガッシュカードの2大勢力ができてました。
ガッシュカードは、一般的なカードゲームと異なり、魔本ファイルにカードを入れていき、それをデッキとして戦います。
遊戯王等みたいにデッキをシャッフルして「次に来るカードに賭ける!」みたいな対戦ではなく、予め決められた順に入れられたカードで対戦します。
今まで発売されたガッシュカードのシリーズ名一覧
これだけのシリーズが発売されました。(本来は弾数はLEVEL○で表記されてます)
第1弾:赤い本と魔物の子
記念すべき第1弾。まだ一部の魔物や術の効果の表記が異なってました。
魔本セット:赤い本と魔物の子
第4弾:白銀の螺旋光(前編)
初の前後編シリーズ。
第5弾:白銀の螺旋光(後編)
拡張パックは前編と合わせるとひとつの絵柄になりました。
第6弾:紫紺の千年闘争
魔本セット:紅きはじまりの本
第7弾:蒼き斥石の光芒
スターター:白き賢者の魔本
スターター:月の石の秘力
第8弾:琥珀の頂上決戦
スターター:滅紫の野望
第9弾:黄金の力を継ぎしもの
石版魔物編が終結し、ファウード編へ。
第10弾:青き覇空の戦慄
スターター:真紅の誓い
第11弾:真緋の新しき力
魔本セット:BATTLE OF LIGHTNING
第12弾:金断の魔導
スターター:メカバルカンの来襲
スターター:キース&ブザライの来襲
第13弾:朱玉の十傑
この弾から大きくデザインが変わり、真ルールへ移行しました。
魔本セット:ファウードの封印
第15弾:魔界の王の決戦(前編)
ファウード最終決戦だけあって、これまで以上に強力なカードが多数登場。
第16弾:魔界の王の決戦(後編)
漫画はまだもう少し続きますが、カードゲームはここで完結。
緑系のシリーズ名ないですね。今気づいた。
ガッシュカードはこのようなデザイン
ガッシュカードでは、基本的に魔物カード、パートナーカード、術カード、イベントカードを32ページの魔本ファイルに好きな順に入れて、それをデッキとして勝負します。
シリーズが進むごとに新しい種類のカードも増えてきました。
MJ12カード
場に出せる新たなカードが登場。作中に出てくる超能力?集団
W魔物カード
2体の魔物が1枚のカードとして扱えるようになりました。
石版魔物カード
原作で石版化された1000年前の魔物です。魔力が高めに設定されています。
VS魔物カード
W魔物カードと基本的に同じですが、相手の魔物カードを捨て札にして出すことが可能に。
S魔物カード
魔物がより成長した姿。成長前の魔物に重ねて出します。
特殊なキラキラ加工がカッコいい。
バルカンカード
魔物に付けたり、場に出したり、バトルをサポートしてくれます。
真ルールデザインのカード
『朱玉の十傑』からルールがやや変更。フォーマットも変わりました。
効果の使い方が分かりやすくなりました。
複雑だった「効果の割り込み」ルールが廃止され、無効系の効果はジャマーアイコンが付いてるもののみ可能になり簡略化。
(「効果の割り込み」は強力でしたが、後出しジャンケン色が強く、だいたいの効果が後出しされた効果でかき消されてたので仕方ないかなと..。)
遊戯王で言う、チェーンにあたる処理です。
魔力表示のない術カード
「魔力:特殊」がなくなり、非バトルというカードに。
Sであり、W、VSな魔物カードが登場。
成長する上に、更に2体分として使えるお得なカード。
T(トリプル)魔物カード
Wがあるならトリプルも。
かなり種類が少ないカードです。
裏返しで場に出すH魔物カード
強力&レア度の高いH(ハイド)魔物カードが登場。
1回裏向きにして場に出します。表返して効果発動。
今も大事に持ってる人が多いガッシュカード
自分の持っているガッシュカードを集計してる様子がこちらです。
この前twitterでもガッシュ好きの方々がこの話で盛り上がってたので、少しまとめました。
今、高いものだと1枚8000円近くで取引されてますね。びっくり。
さてこのカード、自分の部屋で何枚保管してたのやら。一応集計はしたのでそれはまた後日載せます。
(需要ないかな(汗))
それにしても、あー懐かしい。これ考えた人すごい。
キレ麿というカード指南系のお兄さんを演じてた田川大志さんという方が開発者なのかな。
田川大志(たがわふとし)
1998年4月入社。カード事業部での開発歴は4年目。
「金色のガッシュベル!! THE CARD BATTLE」の開発により、
社内の2003年度下期個人表彰における最優秀個人賞。
2003年度団体表彰の部ではシルバーチャレンジ賞を受賞した。
また、カードダスの各イベントでは自ら司会をつとめ、
「金色のガッシュベル!!」の主人公・高嶺清麿にちなんだ「キレ麿」という
キャラクターで子どもたちに親しまれている。
学生時代はお笑い芸人を目指していたこともあり、
社内での各種イベントでも活躍、社内演芸大賞も受賞している。
持ってるカード数えた結果はこちらです。
はてブ、シェアが多ければまたガッシュカードの記事を書こうと思います。
hikopatchi.hatenablog.com
【追記】ガッシュカード第1弾の思い出のカード一覧です。