遂に先週発売されました、Nintendo Labo!
ダンボールとJoy-Conを組み合わせて新しい遊びを楽しめるほか、各種センサーを使って『トイコンガレージ』で自分でオリジナルのゲームが作れるのも大きな魅力。
少し前になりますが早速オリジナルゲームを作ってみました。
鍵を挿してアタリを見つける「宝さがしゲーム」
ニンテンドーラボのトイコンガレージで、『宝探しゲーム』を作りました。
— だしめも (@dasi_memo) 2018年4月22日
鍵を好きな所に挿して、5回以内に当たりを見つけるとクリアです。失敗すると箱が震えます。
「The BAUM」の箱を再利用。#NintendoLabo #ニンテンドーラボ #ToyConガレージ pic.twitter.com/lOa8cu8xOv
【ルール】
・箱の端にある差し込み口の好きなところに鍵を挿す
・当たりの場所を挿して「GET!」と表示されたらクリア
・ハズレの場所に挿すと下のチャンスバーが減少
・チャンスは5回まで
入力にJoy-ConのIRカメラを使用
このゲームでは鍵を挿した場所を識別するために、箱の中に自転車の反射テープを貼ってます。
反射テープはDAISOで購入しました。
ニンテンドーラボに付属してる白いテープとは異なりますが、しっかりと反射してくれます。
ピンクのJoy-Conに付いてるIRセンサーの真正面に来るように反射テープを貼り付け。
外の光が入らないように蓋をします。(ゲームの都合上、元の箱の形から変形させて設計しました)
Joy-ConのIRカメラで認識してる箱の中身はこんな感じ。
白い線が反射テープです。暗い箱の中でもはっきりと認識されてます。
反射テープの白い線をトイコンガレージのスポイトノードの入力に使います。
白い線の入力をNOTノードを用いてFalseに変換して待機状態にします。
さて、箱に黒い厚紙で作った鍵を刺します。
鍵の下の部分が認識に影響するためあまり切り取らず、中央から上を削って鍵の形っぽくしてます。
箱の切れ目にブスリ!
中から見るとこんな感じ。
反射テープの一部が鍵で隠れました。
トイコンガレージで見るとこのように白い線が一部欠けます。
欠けた部分のスポイトノードがFalse扱いになり、それをNOTノードでTrueに変換。
あとはこのTrueになったスポイトノードがハズレなのか当たりなのかで繋ぐ出力ノードを変えています。
ハズレなら音を鳴らしてゲージ減少処理、当たりなら「GET!」文字の出力を行う等。
実際にトイコンガレージを使用してみて。
まず、IRセンサーを使った作品を作る際、できるだけ黒い箱を使ったほうがいいです。
ある程度の大きさがある箱ならダンボールでも大丈夫ですが、小さめの箱の中でIRセンサーを使う時は箱が黒っぽくないと若干誤認識を起こしてしまいます。
たまたま家にあったTheBAUMの箱が黒で助かりました(笑)
細かいことで言えば処理部分とUI部分を同じ画面に設計することになるので、トイコンガレージを開いてすぐ中央にノードを配置するのではなく、ある程度区画の端からノードを置いていくことをオススメします。
GWはNintendoラボでダンボール工作、トイコンガレージでお子さんと一緒にオリジナルゲーム開発をしてみるのはいかがでしょうか?
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ノードの挙動、仕様についてよくわかりました。トイコンガレージ、たまに勘違いしてしまうややこしいとこありますね(汗)
『ボタンに応じてドレミファソラシドが鳴って演奏できるシステム』。言葉にすると簡単そうに思えても、実際作るまでにどの位手間暇がかかるのかよく分かります…!