ぽよっとまがじん

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特撮系、プログラミング、好きなもの、カラオケなど普段の気になったこと等をメモするブログです。

【ニンテンドーラボ】IRセンサー×トイコンガレージで宝探しゲームを作ってみた

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遂に先週発売されました、Nintendo Labo
ダンボールとJoy-Conを組み合わせて新しい遊びを楽しめるほか、各種センサーを使って『トイコンガレージ』で自分でオリジナルのゲームが作れるのも大きな魅力。

少し前になりますが早速オリジナルゲームを作ってみました。

鍵を挿してアタリを見つける「宝さがしゲーム」


【ルール】
・箱の端にある差し込み口の好きなところに鍵を挿す
・当たりの場所を挿して「GET!」と表示されたらクリア
・ハズレの場所に挿すと下のチャンスバーが減少
・チャンスは5回まで 


入力にJoy-ConのIRカメラを使用

このゲームでは鍵を挿した場所を識別するために、箱の中に自転車の反射テープを貼ってます。
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反射テープはDAISOで購入しました。
ニンテンドーラボに付属してる白いテープとは異なりますが、しっかりと反射してくれます。

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ピンクのJoy-Conに付いてるIRセンサーの真正面に来るように反射テープを貼り付け。
外の光が入らないように蓋をします。(ゲームの都合上、元の箱の形から変形させて設計しました)

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Joy-ConのIRカメラで認識してる箱の中身はこんな感じ。
白い線が反射テープです。暗い箱の中でもはっきりと認識されてます。

反射テープの白い線をトイコンガレージのスポイトノードの入力に使います。
白い線の入力をNOTノードを用いてFalseに変換して待機状態にします。

さて、箱に黒い厚紙で作った鍵を刺します。
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鍵の下の部分が認識に影響するためあまり切り取らず、中央から上を削って鍵の形っぽくしてます。

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箱の切れ目にブスリ!

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中から見るとこんな感じ。
反射テープの一部が鍵で隠れました。

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トイコンガレージで見るとこのように白い線が一部欠けます。
欠けた部分のスポイトノードがFalse扱いになり、それをNOTノードでTrueに変換。

あとはこのTrueになったスポイトノードがハズレなのか当たりなのかで繋ぐ出力ノードを変えています。

ハズレなら音を鳴らしてゲージ減少処理、当たりなら「GET!」文字の出力を行う等。

実際にトイコンガレージを使用してみて。

まず、IRセンサーを使った作品を作る際、できるだけ黒い箱を使ったほうがいいです。
ある程度の大きさがある箱ならダンボールでも大丈夫ですが、小さめの箱の中でIRセンサーを使う時は箱が黒っぽくないと若干誤認識を起こしてしまいます。

たまたま家にあったTheBAUMの箱が黒で助かりました(笑)

細かいことで言えば処理部分とUI部分を同じ画面に設計することになるので、トイコンガレージを開いてすぐ中央にノードを配置するのではなく、ある程度区画の端からノードを置いていくことをオススメします。

GWはNintendoラボでダンボール工作、トイコンガレージでお子さんと一緒にオリジナルゲーム開発をしてみるのはいかがでしょうか?

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ノードの挙動、仕様についてよくわかりました。トイコンガレージ、たまに勘違いしてしまうややこしいとこありますね(汗)

『ボタンに応じてドレミファソラシドが鳴って演奏できるシステム』。言葉にすると簡単そうに思えても、実際作るまでにどの位手間暇がかかるのかよく分かります…!